吉田綾霊談集(51)

吉田綾霊談集

人間の最大の栄光は、一度も失敗しないことではなく、倒れる度に一層勇気を出し起き上がるところにあるのでして、諺にも、「人生七転び八起き」と申しますが、何も七という数や、八という数に特に意味はなく、何回転んでも何回でも起き上がる闘志が人間にとって第一番に必要なものである、と言う意味を言っているのであります。


他人が、「君には荷が重すぎて、まあ出来なかろう」と言うような事を成し遂げる闘志が、生き甲斐と言うものでありましょう。


なせばなる、なさねばならぬ    と言う事に対して、なさねばの闘志があれば、それに対応した補助霊がつき、希望どおりになるものなのであります。


ただし、悪だくみなきものなら、の話ですから、この点十分に心して下さい。
(上巻502頁、昭和55年、Copyright c 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)

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