心霊研究と民俗宗教‐長南年恵にみる霊的次元の近代

お知らせ
「心霊研究と民俗宗教‐長南年恵にみる霊的次元の近代」
講師: 大道晴香 國學院大學神道文化学部准教授

日時 2025年2月23日(日)13時半より(受付13時より)
会費  会員2000円/一般3000円
会場 日本心霊科学会館2階
※会場受講、オンライン受講あり。オンライン、後日クラウド視聴については、ホームページからお申し込みください。下記申し込みフォームからお申し込みください。
◇2/1(土)午後14時頃より (会場受講は、窓口電話で)

会場参加される方は、当日お待ちいただく時間を短縮するため、電話予約後に、極力お振込をお願いしています。
予約・問い合わせ 事務局 03(3362)7111

【お振込み先】公益財団法人 日本心霊科学協会

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講師より 講演要旨

本講演では、山形県庄内地方に根差した民間宗教者にして、心霊研究の文脈で霊媒として名を馳せてきた長南年恵を対象に、「民俗宗教(ローカル)」と「心霊研究(脱ローカル)」という二つの文化の交流に着目することで、近代以降の日本社会における霊的次元の在り方を探ってみたいと思います。

浅野和三郎「長南年恵物語」によって明治期の超能力者として全国区の知名度を持つ長南年恵ですが、一方で彼女は、郷里の庄内地方の民俗宗教をバックボーンにもった「ローカル」な存在でもありました。そんな彼女が、戦後に地域の偉人として顕彰される際に参照されたのは、浅野や丹波哲郎による心霊研究の成果でした。長南年恵をめぐる言説は、「ローカル」と「脱ローカル」との関係性の中に存在してきた近代の霊的次元の在り方を照射すると共に、「心霊研究」と「郷土・民俗宗教」との不可分な関係を示唆するものと言えるでしょう。

大道晴香 プロフィール

1985年、青森県生まれ。國學院大學神道文化学部准教授。専門は宗教学。宗教とメディア、民俗宗教と近現代社会との関係について探究している。著書に『「イタコ」の誕生―マスメディアと宗教文化』(弘文堂、2017年)、共編著に『怪異を歩く』(一柳廣孝監修・今井秀和・大道晴香共編、青弓社、2016年)、『怪異と遊ぶ』(一柳廣孝・大道晴香共編、青弓社、2022年)などがある。

オンライン受講のお申込み

◎オンライン申し込みフォーム 2/ 午後14時頃より (会場受講は、窓口電話で)

◎オンライン参加の方はすべて後日クラウド録画を視聴できます。
オンライン受講は、クラウド録画込みの受講料になっております。そのため、オンライン参加できない場合でもクラウド視聴のみ(後日クラウド録画を期間限定で配信)のお申し込みが可能です。

◎オンライン参加受講の方へ
オンライン参加は、クラウド録画視聴料込です。講座開催当日にオンライン受講に参加できなくてもOKです。後日配信するクラウド録画(期間限定で配信)で受講できます。

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