歌謡詩劇「ロックンロール神話考Ⅱ 末法篇2024」原作・脚本・演出:鎌田東二
(本作は、1970年に上演した「ロックンロール神話考」の改作)群読劇
日時:2025年1月26日(第4日曜日)13時30分~15時30分
場所:日本心霊科学会館 2F
入場料 3,000円 定員:100名
場所:日本心霊科学会館2F 西武新宿下落合駅より徒歩3分
新宿区上落合1−12−12
事前予約制 11月22日(金)14時から(窓口、電話にて)
事務局:03-3362-7111
原作・脚本・演出:鎌田東二(協会顧問、京都大学名誉教授、神道ソングライター)
《劇中歌》鎌田東二(楽器:ギター・石笛・法螺貝・横笛・神楽鈴)、KOW(ギター・コーラス)
《群読劇 出演者》天空一座(石毛教子、松倉福子、鳥飼美和子、井上喜行、海野直宏)、東京自由大学メンバー(辻信行、津田智子、山口卓宏、山口祐子)、中村恵子(TOKYO NOVYI・ART)、長谷川敏彦(一般社団法人未来医療研究機構 代表理事)、江原啓之(日本心霊科学協会評議員)、淺原純代(事務局)
会場参加される方は、当日お待ちいただく時間を短縮するため、電話予約後に、極力お振込をお願いしています。
予約・問い合わせ 事務局 03(3362)7111
【お振込み先】公益財団法人 日本心霊科学協会
★ゆうちょ銀行
口座記号番号00150-3-37677
★他金融機関からの振込用口座番号
019(ゼロイチキュウ)店 当座 0037677
「ロックンロール神話考Ⅱ末法篇2024」観劇のお誘い
18歳の時、1本の芝居の台本を書いた。1970年の5月から7月にかけて、2か月間、それを私が演出して年上の友人たちと大阪の心斎橋で上演した。『ロックンロール神話考』というタイトルで。
話の筋立ては、神代から時を経て、イザナギ・イザナミの神がわが子を見失い、子ども探しの旅に出る。一方、現代では少年少女探偵団の子どもたちが親を見失い、ほんとうの親を探しに出かける。この二つの旅が時空を交差し、さまざまなハプニングに遭遇し、またいろいろなアクシデントを引き起こしながら出会おうとするのだが、子どもたちは目的を達成できず、全員死に絶えてしまう。だが最後に、ある神的な超越的力が働いて蘇るという暗示で芝居は終わるという話である。なぜか、安保闘争の最後の盛り上りの時にこんな芝居をやっていたのである。
そして、ステージⅣの大腸がんを患い、脳に転移があることがわかり、本年1月1日に能登地震が起こって、俄然、スイッチが入った。どうしても、「ロックンロール神話考Ⅱ末法篇2024」を上演したいと。
「みなさん、天気は死にました!」という天気予報官の「天気予報?」から始まるこの芝居を、元の原稿を思い出しながら、書き直した。
それを、来年の1月に、歌謡詩劇という群読歌唱劇として日本心霊科学協会で上演させていただくことになった。その最重要の狂言回し役の天気予報官には、心霊科学協会の評議員の江原啓之さんにお願いした。すでにみな、大張り切りで、10名以上の群読出演者たちが通し稽古などを行なっている。
ぜひこの機会に、みなさんに観ていただきたい。1970年の原作が55年後の時空を串刺しにして「死んだ天気」を蘇らせることができるか? 劇中には、奇天烈な「異界遍歴」も組み込まれているので、協会関係のみなさんにも楽しんでもらえるだろう。悲劇と喜劇、滑稽と悲愴と祈りがないまぜになったこのへんてこな心霊詩劇に、乞うご期待!
2024年10月25日 鎌田東二記
〽死にゆくもの 生まれいづるもの
ともに刻む いのちのうた
生まれいづるもの 死にゆくもの
ともに歌う いのちのうた
振りかえっても 届かない
仰ぎ見ても 見わたせない
思い出す ふるさと
もとはじめの声が ひびく
やさしさ うつくしさ いのりのふかさ
気づかなかったよ 大妣よ
あなたのいのりと ねがい
やさしさ うつくしさ ねがいのふかさ
気づかなかったよ 大妣(おおはは)よ
あなたのいのりとねがい
やさしさ うつくしさ いのりのふかさ
やさしさ うつくしさ ねがいのふかさ
やさしさ うつくしさ いのりのふかさ
やさしさ うつくしさ ねがいのふかさ
いのり ねがい いのちの深さ
いのり ねがい いのちの遠さ
いのり ねがい いのちのうた
いのり ねがい いのちのうた