人間は常により良きものに、そしてより高きものに、しかもより優れたものに、そしてより美しきものと、常に向上と進歩を求めて止まないものであります。
そこでそれを成し遂げようとするには、現在における自分の働きをより充実させ、より向上するよう努めなければなりません。
そして現在をより良くするためには、先ず現状の一切を認めて受け入れ、これを納得する事が必要でありまして、現在に不満があったのでは、到底その人の活動は充分な力、即ち背後の御力を頂く事は出来ません。
(上巻23頁、巻頭言、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)