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関連図書の刊行
当協会稀代の霊的能力者・吉田綾氏が生前『心霊研究』誌に連載していた「霊談集」をまとめたものが『吉田綾霊談集』である。正しい心霊知識普及が急務であるということから、当時は年代順にまとめるという方法をとり『吉田綾霊談集』を出版。 『吉田綾霊談集』上巻に収められている霊談(小項目)には、ほとんどタイトル(見出し)が付けておらず、出版当時から参事会の中村きよ子氏(現在・評議員)が主題に基づき、適正なタイトルをつけ、研究発表会で報告。その後、適正な分類の作成に務め、分析検討をすすめ十余年、ようやく今回の出版となった。
『吉田綾霊談集 分析検討の手引き』は、 『吉田綾霊談集』の911の小項目のタイトルと、「心霊研究・心霊学」、「霊魂」、「霊界」、「霊能力」、「霊的能力者」、「精神統一」、「心霊家としての心の在り方と行い」、「背後霊の守り導き」、「因縁果・因果律」、「憑依・憑霊」、「浄霊・除霊・祓い」「罪・咎・穢れ」、「運命・宿命」、「誕生・再生・死・前世」、「オーラ・気」、「病気」、「宗教」、「神仏」、「のりと・祈り」、「占相法」などの20項目から構成されている。 例えば、「霊能力」の項目では、霊能力の種類(霊視、霊視、直観、自動書記、心霊診断・心霊治癒能力など)、霊能力開発について該当する『吉田綾霊談集』などに掲載されている霊言(小項目)がピックアップされており、『吉田綾霊談集』の何ページにあるかがわかるようになっている。
『新霊交思想・心霊研究・超心理学年表』 田中千代松(元理事)著 日本心霊科学協会研究報告 第1号(1974年・昭和49年)
『心霊科学と自然科学』後藤以紀(工学博士、元理事)著 出版科学総合研究所(1983年・昭和58年)
電気工学の大家であった著者が、科学者としての目から見た心霊研究、および協会創成期のエピソードなど。
≪協会の基本図書≫
吉田正一著『吉田正一論文集』財団法人日本心霊科学協会(昭和56年、改訂2版、平成24年) 協会創立者の心霊についての深い理解を示す論文集。
本部参事会編纂『吉田綾霊談集』上・下 財団法人日本心霊科学協会 参事会 (昭和61年、上;改訂2版平成18年 下;改訂版平成20年)
創立者の妻で、すぐれた霊的能力者であり、精神統一研修会の基礎を作った吉田綾(子)が、霊界との通信を通じて語った心霊の道。
吉田綾・正一 共著『顕幽歌集』財団法人日本心霊科学協会 (昭和47年・第6版・平成8年)
吉田綾が霊感を受けて書いた万葉調の歌を集め、吉田正一が注釈をほどこしたもの。綾が学んだはずのない万葉言葉の使い方の巧みさに、万葉学者で歌人の佐佐木信綱が感嘆したという。